オーディオの編集
AVS Audio Converter は、以下に示すオーディオ トラックの基本編集機能を提供します。
注: 編集の前に、
エディタ タブに切り替え、編集するファイルをダブルクリックしてください。それまで、編集機能は使用できません。
フェードイン/フェードアウト/正規化効果の適用
正規化効果は、オーディオ トラック全体の音量を平均化する場合に便利です。それには、エディタ タブの正規化ボタンをクリックします。効果は、オーディオ ファイル全体に適用されます。
フェードイン効果とフェードアウト効果は、オーディオ トラックの先頭で音量を徐々に増加させ、末尾で徐々に減少させることで、オーディオ トラックの両端を滑らかにします。
オーディオ トラックの先頭でサウンドの音量を徐々に増加させるには、フェードインを適用します。
- フェードインを適用する部分を含む領域を選択します。それには、波形表示内をクリックし、カーソルをドラッグしてオーディオ トラックの最初の数秒を強調表示します。選択領域が強調表示されます。この領域の先頭は無音になります。末尾に向かうにつれてサウンドが徐々に増加し、強調表示された領域の最終ポイントでオリジナルの音量になります。
- 選択領域にフェードインを適用するには、エディタ タブのフェードインボタンをクリックします。
オーディオ トラックの末尾に向かうにつれてサウンドの音量を徐々に減少させるには、フェードアウトを適用します。
- フェードアウトを適用する部分を含む領域を選択します。それには、波形表示内をクリックし、カーソルをドラッグしてオーディオ トラックの最後の数秒を強調表示します。この領域の先頭はオリジナルの音量になります。末尾に向かうにつれてサウンドが徐々に減少し、強調表示された領域の最終ポイントで完全に消えます。
- 選択領域にフェードアウトを適用するには、エディタ タブのフェードアウトボタンをクリックします。
必要とするなら、いくつかのチャンネルを無効にすることによってオーディオの特定のチャンネルに効果を適用できます。それをするために、キーボードの Control キーとマウスポインターを使用します(カーソルは L もしくは R という文字の形に変わります)。必要なチャンネルだけを有効にするように左クリックします(無効のチャンネルはグレイになります)。次のクリックは無効のチャンネルを再度有効にします。
以下のカーソル形が表示できます (例えば、8 チャンネルのオーディオの場合):
- Lf - Left front (左フロント) チャンネル
- Rf - Right front (右フロント) ャンネル
- Cf - Central front (中央フロント) チャンネル
- LFE - Low-Frequency Effects (サブウーファー) (低周波の効果) チャンネル
- Lr - Left rear (左リア) チャンネル
- Rr - Right rear (右リア) チャンネル
- Ls - Left surround (左サラウンド) チャンネル
- Rs - Right surround (右サラウンド) チャンネル
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不要な部分の削除
変換後のファイルにオーディオ トラックの特定の部分を入れない場合は、削除オプションを使用します。
- 除外する領域をマークします。それには、その領域の先頭をクリックし、末尾に向かってカーソルをドラッグします。
- エディタ タブの削除ボタンを押して、強調表示した領域をトラックから削除します。
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オーディオのトリム
変換後のファイルにオーディオ トラックの特定の部分だけを入れる場合は、トリムオプションを使用します。
- 残す領域をマークします。それには、その領域の先頭をクリックし、末尾に向かってカーソルをドラッグします。
- エディタ タブのトリムボタンをクリックします。強調表示した領域以外のすべてのオーディオは削除され、変換後のトラックには入りません。
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コピー、カット、貼り付け
コピー、カット、貼り付けの各オプションを使用すると、2 つ以上のファイルの複数の部分を 1 つにまとめることができます。
コピー - 編集するオーディオの現在選択されている部分を Windows のクリップボードにコピーします。このオプションは、オーディオの選択した部分だけをコピーできます。オーディオ ファイルの一部を選択していない場合は、何もコピーされません。オーディオの一部をコピーしたら、後で貼り付けオプションを使用することで、AVS Audio Converter で開いている同じオーディオの別の場所や別のオーディオにその部分を挿入できます。
カット - 編集するオーディオの現在選択されている部分をカット、Windows のクリップボードにコピーします。このオプションは、オーディオの選択した部分だけを切り取ることができます。オーディオ ファイルの一部を選択していない場合は、何も切り取られず、コピーもされません。オーディオの一部を切り取ったら、後で貼り付けオプションを使用することで、AVS Audio Converter で開いている同じオーディオの別の場所や別のオーディオにその部分を挿入できます。
貼り付け - 以前に切り取るかコピーしたオーディオ フラグメントを現在編集しているオーディオ ファイルに貼り付けます (挿入します)。フラグメントはカーソル位置の右に挿入され、挿入されたフラグメントに合わせてファイルが拡張されます。たとえば、3 分のファイルがあり、20 秒のフラグメントをコピーして貼り付けると、生成されるオーディオは 3 分 20 秒になります。貼り付けオプションの前にファイルの一部が選択されている場合は、その部分に上書きされます。
注:
AVS Audio Converter では、2 つ以上のオーディオ ファイルをミキシングする (一緒に鳴らす) ことはできません。高度なオーディオ編集については、
AVS Audio Editor を使用してください。
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